年末年始相場が終わり、1月の下旬を迎え、2014年の前期相場が勢いよく動き始めました。
年初からの変動を RateLevel で見てみると
変化率が大きいのは、何と言っても、新興国通貨
下落が著しく、まさに崩落状態
TRY 対日本円▲10.50% 対米ドル▲8.73%
ZAR 対日本円▲7.87% 対米ドル▲5.66%
そこにCADやAUDなどが続いてます。
これらの通貨ペアを取引する上で厄介なのは、トレンドに乗ろうとすると、おまけとして(?)大きなマイナス・スワップもついてくること。
戻したところを見計らって逆指値でエントリー。 ある程度の利が載ったら即離脱といった 『ヒット&ラン』 が有効なんでしょうが…。
難しいかもしれませんが、落ち着いてきたら機を見て、新興国通貨買いでエントリーしてみたいと思ってます。
それまでは、地道(?)にメジャーを対象に
米ドル円 4時間枠(FXCMジャパン)
104.05から段階的に買い下り、現在、26個のポジが建ってます(平均レート103.025)。 この他、アルパリジャパンで10個(平均レート102.935)。 合計36個の買いポジを抱えてます。
この動きは、米・財務長官の債務上限引き上げに関する発言を利用して、ファンド勢が膨らんだ円ショートの解消を仕掛けてきたようです。
米ドル円 週枠 Fibo
週末、38.2%戻しの102円を達成したので、次のターゲットは、半値戻しの101円付近、もしくは61.8%戻しの100円付近でしょうか。
週枠のMA20が101円付近なので、この101~100円付近は狙いどころと思われますが、30日未明にはFOMC、その翌週の2月7日には米・雇用統計とビッグイベントが控えてますので、この付近を狙うのはこれらイベントの結果次第になりそうです。
一方、エクジット・ポイントは104円越え(日枠MA20)付近と考えてます。
最近、米ドル円は110円や120円を目指す…といった話を目にしますが、個人的には。
現在の日本の実質実効為替レートはすでに80を割り込み、金融危機前の2007年レベルもしくは1985年レベルにあります。
先日、米・財務長官が日本円のレベルをアンフェアーという言葉で形容していたように、これ以上の円安を世界が許すでしょうか…。
さてさて