OANDAジャパンは、今週(16日)から日本向けMT4取引サーバーを新たに導入しました。

このサーバー導入(変更)の理由は、表面的には「日本向けユーザーへのサービス改善と向上を目指して…」と謳っていますが、真相はもちろん分かりません。


この変更が関与していると思われるのですが、昨夜、


指値注文の注文(チケット)番号が、約定と同時に、新たな番号に変更される


という不可解な現象が確認されました。


本来、チケット番号は、取引過程で行なわれる発注・建玉・キャンセル・修正・決済といった一連の手続きに於いて、注文や建玉を特定する、いわば一種のIDとしての役割を担ってます。


裁量取引には影響ないと思われますが、チケット番号をパラメータとして取引管理を行なうよう設計されたEAですと動作しなくなってしまいます。



推察ですが、


MT4を提供しているFX業者の多くは独自の裁量取引プラットフォームを持っており、MT4の取引手続きの一部は、そのプラットフォームを併用しつつ、行なわれています。 その『併用』が、しばしば不整合や不具合を引き起こす原因となり、MT4利用者から苦情が寄せられてきました。


そこで、約定(建玉)以降の手続きを裁量取引プラットフォームに代行させてしまえば問題が生じないと考えたのではないでしょうか。


この裁量取引プラットフォームに引き渡される際に新たなチケット番号が発行されるものと思われます。



口座番号も新たなものとなり、何だか、ちょっと嫌な気分です。


まだ判明していない変更箇所があるかもしれないので、しばし撤退して様子を見てみます。