7月を迎えた週明けから、値動きの小さい閑散とした
米ドル円相場が続いています。
今日の東京午前など、変動幅、わずか20pipsあまり。
まるで凪では動けぬヨットのように、EAは沈黙のまま。
大嵐では転覆しちゃいますが…
市場参加者の目は、すでに米・雇用統計に向いている
のでしょうか…?
その予想値ですが、NFP+16.5万人と先月より減少、
失業率7.5%と先月より改善となってます。
過去4ヶ月、予想と対比した結果の強弱を問わず、
発表後の米ドル円は上昇しています。
(NFP・失業率ともに弱かった月は無かったんですが)
QE3出口への思惑がホットな今の時期、発表直前の
高値離脱…という筋書きは描けるものの、なかなか
買いポジを仕込む機会は巡ってきません。
ADPや失業保険、ISM非製造業などで、凹が生まれれば、
良いのですが…。
ただ、ちょっと気になるのは、
市場参加者の大多数が、おそらく同様な意識を持っている
であろうこと。
そんな時の相場って、おかしな挙動を示すことがあります。
そんなことから、99円台は捨て、米・雇用統計の発表までは
98円台から、発表直前からは98円台前半から、それぞれ
買い下がりEAを設定してみます。
まぁ、お祭りですから、基本は観戦者の立場で…。