昨年11月からFXトレート・フィナンシャルのMT4を実取引用として利用して
きましたが、今、FXCMジャパンへの引越し準備を進めてます。
FXトレード・フィナンシャルに何かしらの不具合や不満があったわけじゃないん
ですが、「建玉を今より細分化させたい」と思い、MT4の最小取引量や取引単位が
1000通貨の業者さんを探してみました。
アルパリ・ジャパンやAVATRADE、FOREX.COMなども候補となりましたが、
取引通貨ペアとして考えているポンド羊ドルのスプレッドが最狭だったFXCMを
採用してみることに。
『建玉の細分化』 とは…
元来の取引量をXロット、買い注文(指値)レートを赤線とします。
こんな具合に、指値レートで約定後、値動きが反転するようなことは、
たま~にはあっても、毎回、期待できるものではありません。
そこで、元の取引量(ロット数)を4分割(X÷4)し、買い注文指値も
4段階(元の赤線+3本の黄線)に分けてみると、どうなるでしょうか。
ケース1: 値動きが元の指値レートまで届かず反転
指値レート手前で値動きが反転してしまい、あ~ぁ…と残念な思いを抱く機会を
減らせます。
ケース2: 期待通りの値動きが示現
約定平均レートや取引数量は、当初より劣化し、結果として収益は減ります。
減額ながらも益を得られたこと、自分の予想が正しかったことで、満足します。
ケース3: 元の指値レートを大きく割り込んだ後、値動きが反転
値動きの反転が、
③の約定後なら、約定平均レートは期待通り、取引量は元来の3分の2。
減額ながらも益を得られたことで、満足します。
④の約定後なら、元来より、約定平均レートは好ましく、取引量は同じ。
結果的に、利確なら収益増、損切りなら損失減になります。
こんな具合に一長一短ですが、安全サイドな取引となることは確かです。
また、①や④を元来の指値レートにしたり、分割数を増減したりします。