今週のポンド羊ドルに関するメインイベントは、
14日(木)早朝の羊・政策金利だけ…と思ってました。
羊ドル(米ドル)は、その発表に向けて、緩和リスク不安から
発表後は、現行維持から 。
その影響を受け、ポンド羊ドルの変動は、 →
かと…。
ところが、
相場の視線は、全く別のところ、時節 に向いていました。
第1四半期の終わりに向けての調整が入り、
売りポジの貯まったポンド米ドルは
買いポジの貯まった羊ドル米ドルは
その影響から、ポンド羊ドルはと動きました。
この相場観の誤りから、今週のトレードも、
微益に終わってしまいました。
難しいもんですね~。
『時節』 の種類には、週末・月末・四半期末・年度末
(日本以外は12月末)があり、それぞれに於いて
買い(売り)込まれたポジの決済が入るため、
トレンドとは逆行する値動きが示現されます。
そこで、
来週は、久しぶりに米ドル円に してみようかと。
米ドル円 週足
言うまでもなく、アベノミクスの影響により、96円ミドルまで
急激な円安が進んでいます。
その背景にあるのが、莫大な量の円ショート
米ドル円 CFTC(クリックすると拡大できます)
同時に したいのが、黄線で囲んだ円ロング。
含み損を抱えたまま、少なからぬ量が貯まっています。
今週は、第1四半期の終わりに向け、利確を図ろうとするロング勢と、
含み損を少しでも減らして決済しようとするショート勢とのせめぎ合い。
ショート勢の平均レートは、87.9円付近。
これは、週足チャートMA20と符合しますね。
一方、第2四半期早々には、日・政策金利の発表が控え、
大胆な緩和策が予想されています。
さて、90円割れを期待できるでしょうか…
強気で攻めてみたいと考えてます。