今週のポンド羊ドルに関するメインイベントは、

14日(木)早朝の羊・政策金利だけ…と思ってました。


羊ドル(米ドル)は、その発表に向けて、緩和リスク不安から 右下矢印

発表後は、現行維持から 右上矢印

その影響を受け、ポンド羊ドルの変動は、右上矢印右下矢印 かと…。


ところが、

相場の視線は、全く別のところ、時節 に向いていました。


第1四半期の終わりに向けての調整が入り、

売りポジの貯まったポンド米ドルは右上矢印

買いポジの貯まった羊ドル米ドルは右下矢印

その影響から、ポンド羊ドルは右上矢印と動きました。


メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130315_D1_Live


この相場観の誤りから、今週のトレードも、

微益に終わってしまいました。


難しいもんですね~。



『時節』 の種類には、週末・月末・四半期末・年度末

(日本以外は12月末)があり、それぞれに於いて

買い(売り)込まれたポジの決済が入るため、

トレンドとは逆行する値動きが示現されます。



そこでビックリマーク

来週は、久しぶりに米ドル円に 目 してみようかと。


米ドル円 週足

メタボトレーダーの日常 -USDJPY_130315_W1


言うまでもなく、アベノミクスの影響により、96円ミドルまで

急激な円安が進んでいます。


その背景にあるのが、莫大な量の円ショートビックリマーク


米ドル円 CFTC(クリックすると拡大できます)

メタボトレーダーの日常 -USDJPY_130315_IMM


同時に 目 したいのが、黄線で囲んだ円ロング。

含み損を抱えたまま、少なからぬ量が貯まっています。


今週は、第1四半期の終わりに向け、利確を図ろうとするロング勢と、

含み損を少しでも減らして決済しようとするショート勢とのせめぎ合い。


ショート勢の平均レートは、87.9円付近。

これは、週足チャートMA20と符合しますね。


一方、第2四半期早々には、日・政策金利の発表が控え、

大胆な緩和策が予想されています。


さて、90円割れを期待できるでしょうか…はてなマーク


強気で攻めてみたいと考えてます。