先週末から変わらぬ建玉状況のまま、週末を迎えました。
ただし、ポンド羊ドルをめぐる相場環境は、日足レベルのサポートに
なっていた1.81ミドルを割り込み、下降トレンド再開の気配。
さてさて、どこまで下落するのでしょうか…?
チャートを見てみます。
ポンド羊ドル 週足
BB20(STD20)は、未だ衰えを知らず、拡張期をまっしぐら。
その上、週足高値も1.90レベルから1.84レベルまで大きく
切り下げました。
確かなことは何ひとつ存在しないのが相場ですが、
ほぼ間違いなく、続落ですね。
その背景となっているのは、ファンダメンタルズの悪化が著しい
ポンド(米ドル)です。
ポンド米ドル 月足
1ヶ月ほど前になりますが、週足Wトップによる、ポンド米ドルの
1.53アラウンドへの下落記事 をアップしました。
その後のポンドの環境は、
英中銀による4QインフレレポートやMPC議事録の発表により
追加緩和の可能性が高まりつつあること、
さらに、英国の格付け引下げ(の噂)なども加わり、
大いに悪化しています。
次回の英中銀政策金利発表は3月7日です。
これに向けたポンド売りが期待されます。
ポンド羊ドルのターゲットは、1.8000の大きな節目を割り込み
1.78ミドルまで下落するんじゃないか…と思ってます。
さてさて…。