2月13日(水)の英銀・4半期インフレレポートでGDPの悪化が
公表され、追加緩和が示唆されるのではないか…との思惑と、
実際、英中銀総裁が、「条件が揃えば、追加緩和を行う準備は
できている」と語ったことにで、週初めから、ポンド(米ドル)は
大いに売り込まれ、1.58レベルから1.54ミドルまで下落
羊ドル(米ドル)は、背景が良く分からないのですが、
週明けの0.84レベルから、一方的に買いが進み、レジス
タンスと思われた0.848を抜け、0.853レベルまで上昇
これら相反する値動きの結果、ポンド羊ドルは、1.9手前から
1.81ミドルまで800pipsを超える急落が示現されました。
取引状況は、一昨日にアップした時点から、さらに3つのポジが
加わり、段階的に6つの買いポジを抱えて週末を迎えてます。
ポンド羊ドル 4時間足(ライブ)
週末調整+G20声明文リスクにより、1.84まで値を戻して
相場は終了しました。
ローリスクな取引を心がけるなら、微益に転じたこの機に
離脱を図るべきでしょうが、前回、ひと呼吸・ふた呼吸を
置いての決済を…と反省したばかりなので、もうちょっと、
待ってみよう…かと。
さてさて、チャートを眺めてみます。
ポンド羊ドル 日足
昨日は、前日の高値・安値(オレンジ色の数値)、どちらをも抜け、
方向感に迷いが見えるものの、それは、週末調整+G20声明文
への警戒から…でしょうか。
BB20は拡張期のまっ最中で、続落の気配は濃厚。
ただ、まだ初戻しが示現されてないから、降下してくるMA20を
目掛け、1.86付近までの戻しがあっても。
ポンド羊ドル 週足
こちらもBB20は拡張期のまっ最中。
短時間足(日足)の収束が現れるまでは、この状態が継続。
相場は、1.8割れをターゲットに据えているように思われます。