2012年の3分の2が終わり、今日から9月。

長期夏季休暇を終えたディーラー達が相場に復帰します。


昨日、ジャクソンホールで行われたFRB議長の講演では、

雇用⇔金融政策 という相関関係が明言されたようです。


雇用統計の強弱が、その場の急騰・急落のみならず、

トレンド形成の起因となることを示唆しているように思えます。


来週7日の米・雇用統計は、普段にも増して注目されそう目

さて、そうなるでしょうね。



こう着色の濃厚な米ドル円ですが、動意の気配が感じられます。



日足

メタボトレーダーの日常 -USDJPY_120831_D1


BB20は収束が止み、MA20も上昇から水平へ。

どちらも、中休みなのか、反転なのか、現時点では分かりませんが、

切り下がってきた上値と切り上がってきた下値の内、下値がブレイクされた

ことから、下落(円高)に向かう可能性の方が濃厚です。



週足

メタボトレーダーの日常 -USDJPY_120831_W1


BB20は警戒域の収束が継続中。 下値は77.5円付近。

MA20は下降を継続中。



月足

メタボトレーダーの日常 -USDJPY_120831_STD20


8月のBB20幅は、2007年4月の2.167に次ぐ、1978年来で

過去2番目の狭さを記録しました。


上のグラフは、9月終値とBB20幅(STD20)との関係を表したもので、

もし9月末の終値が77円~81.5円の間に納まるようであれば、

過去最狭の帯幅を示現することになります。


2007年は4月に過去最狭を記録してから、さらに上昇(円安)が進み、

6月から急落しました。

同じ道を歩むとは言えませんが、その可能性は否定できるものでもない

でしょう。

ということは…。