注目のEU首脳会議を前にして、
独の頑なな姿勢が目立ちます。
欧州の歴史は詳しくないけど、
独は、20世紀の世界大戦で、2度とも国土を荒らされ
敗戦の苦汁を経験し、それでも復興を成し遂げた国家。
ここに来て、他国から泣きつかれても、「何を今さら!」という
国民の思いは強いんじゃないのかな…。
つい先だって、
6ヶ国中銀が協調して米ドル資金供給オペを決定し、
昨日も英中銀が緊急時にポンドを供給する策を公表した。
独仏首脳会議では、ユーロ圏の財政規律強化策が
話し合われ、目先のソブリン問題から、その後の話へと
焦点がシフトしつつあるように見られます。
年末から1月に掛けて…と予想するユーロ・クラッシュの
現実味が、ますます色濃くなってきているような気がします。
さてさて…。