昨夜は、ほぼ同時に発せられた
『日銀によるレートチェック』との 噂 と
『年末に掛けて、各国中銀と協調し、3回の無制限ドル資金
供給オペを実施』というECB 声明 とにより、
米ドル円相場は、行って来いの乱高下。
この噂の出所は明らかにされていませんが、
声明による米ドル円の下落を防ぐ(吸収)するため、
意図的に発せられたことは、あまりにも明らか。
一方、この声明により、ユーロ米ドルは高騰しましたが、
ギリシャのデフォルト不可避は公言されたようなもの。
噂や期待、予想で動くのが為替相場ですから、
公言して周知の事実にしてしまえば、動きは制御される。
少なくとも、相場特有の過大な動き(行き過ぎ)は避けられます。
前回、「為替操作性が強い」と記したように、
欧州人のやることは、周到というより、えげつないもんです。
昨日、買い下りEAが建てた2つのポジ、
1つは暫定利確幅に達して、他方は裁量で、それそれ決済。
今は、初期値を76.615に設定して、稼動継続です。
米ドル円日足チャートを眺めると、76円ミドルの底堅さが
際立つ一方、76円割れも、くっきり目に浮かんでくる気も
しています。
さてさて…