ふむぅ~はてなマーク


今日は欧州・英国で幾つかの重要なイベントがあり、それらすべてが

マイナス材料だった…と思うんですが、ユーロやポンドのみならず、

日本円やオセアニア通貨に対しても米ドルは売られまくり、ドルスト

レートは一様に上昇しています。


まったくもって不可解、相場は難しいです。



欧州+スイス


独仏首相会議とスイスのフラン高対策会議、どちらも斬新な話は無く、

というより、事前の予想より、消極的な内容ですらあったように感じました。


結果として、初動は失望的な反応でしたが、その後は持ち直し、ユーロ

米ドルは1.4500を上抜け、ユーロスフラも上昇(スイスフラン売り)に

転じています。


また、ECBが、2月行っていなかった米ドル供給オペを実施したと公表。

これは、市場での資金調達ができない銀行があったことを表していて、

マイナス材料のはずなんですが…。


英国


中銀議事録(8月分)では、金利上昇派2名が据置派にまわり、9名の

満場一致で据置となったことが判明。


同時刻発表の7月失業率は、前月・予想4.7%→結果4.9%


また、失業保険申請件数も、前月2.45万人・予想2.00万人→

結果3.71万人(前月分、3.13万人へと上昇修正)


こちらも、ユーロと同様、惨憺たる内容ですので、初動は下落しましたが、

その後、上昇に転じ、ポンド米ドルは1.6500を上抜けてしまいました。



まったくもって、不可解・ミステリアスな相場展開となっています。



米ドル円は、粛々と…といいますか、淡々と、レートを一方向に下げ、

ようやっと76.50アラウンド。


世間の騒動に、我、関せず、going my way といった感じです。