昨日の欧州午後からNY午前にかけ、ドルストレートが一斉に
上昇しました。
前回、QE3の織り込み開始か(?)と記しましたが、チャートを
つらつら眺めているうち、真犯人はスイスフランじゃなかったのか…と
思えます。
ユーロ米ドル、米ドルスフラ、ユーロスフラの順で、15分足チャートを
並べてみますと、こんな感じ。
ユーロ米ドルが上昇したのは黄破線の間、中のピンク破線は
米・経済指標発表時です。
昨日もスイスフランは大量に取引され、大幅な値動きがありましたが、
EURUSD=EURCHF÷USDCHF となることから、
スイスフランに対して、ユーロ買戻しが米ドルより勝ったために、
ユーロが上昇したと考えられます。
ユーロ米ドルの売り場探しとなりそうです。