昨日(今朝)のFOMC公表後、
ユーロスフラは 1.0415 → 1.0068 まで 347pips
ポンドスフラは 1.1866→ 1.1463 まで 403pips
それぞれ、大暴落 を示現しました。
今回の下降トレンドの始点となっている高値と、現時点の(歴史的)最安値とを
比較した下落率は、
ユーロスフラ: 1.6828 (07年10月)、60%
ポンドスフラ: 2.4965 (07年07月)、46%
なんと、対ポンドでは、半値以下
ユーロスフラ 月足

ポンドスフラ 月足

いち時期、ECBはスイスフラン売りの手伝いをしていましたが、
今では自分の懐具合がおかしく、放置状態。
欧州の問題は、まだまだクライマックスを迎えていないと思われ、
その影響から、底値が何処にあるのか、皆目、見当がつきません。
が、そろそろ…と思うのは、まだまだ…でしょうかね。
月足で底値を切り上げてくるなら、買ってみたいもんです。
スイスは医薬品や精密機械を主体とする輸出国です。
日本円の対米ドル下落率は 77÷122=62%で、スイスフランの
対ユーロとほぼ同等ですから、日本と同様、輸出産業は苦境に
立たされているんでしょう。