米・債務上限枠拡大法案成立の実質的な最終期限については
諸説があって、よく分からないのですが、8月15日くらいなのでしょうか。
ただ、ホワイトハウスは、「8月2日は厳守」と宣言しているようですね。
こうなると、現在は、法案成立の終盤なのか中盤なのか
『先送り』 は政治家の常套手段ですから、何とも言えませんが、
さっさと決めてもらいたいのが真情です。
法案の成立は、
下院の可決→上院の可決→大統領のサイン(承認)
という手順で進められ、ホワイトハウスの 『厳守』 とは、大統領の
サインを意味してるんだろうな…と思っています。
目下のところ、アメリカは、下院(共和党) vs. 上院・大統領(民主党)という
勢力構図になっていますですから、下院が、いつ・どのような法案を
可決するか…が、重要な鍵を握っていることになります。
今夜、26時半から行われる下院議長の会見内容やその事前予測が
大きな材料になりそうですね。
昨日、50銭刻みの買い下がりEAの初期注文レートによって、
・ 77.60から始めると、攻勢
・ 77.40からなら、守勢
と記しました。
前者は、77.60→77.10→76.60→ …
後者は、77.40→76.90→76.40→ …
という具合になり、それぞれは、大量の売買注文やオプションが混在する
心理的節目を境界にしています。
相場が果敢に節目をつけにゆこうと攻勢なら、注文は守勢
反対に、疑心暗鬼に底値(上値)を探っているなら、注文は攻勢
となるように思うのです。
NY午前までは77.60、午後まで約定しないなら77.40を初期注文
レートにしてみます。