あらゆる金融商品の関心事は、『米・債務枠拡大』 だけに集中している

といった感じですね。


昨日の米ドル円は、78.05まであったようですが、踏みとどまって、

78.00の大きなストップ・ハントは回避。


チャート形状は、相変わらず、急落を示してますが、チキン・レースか

我慢大会のような現況下では、テクニカルも含めて、まったく機能しない。


『売り』ポジを抱える外国勢は、米・債務枠拡大が成立する前に、

78.00以下のストップを巻き込んでから、決済(+ドテン)に持ち込み、

夏休みを迎えたいところ。


『買い』ポジを抱える日本勢(+月末の輸出勢)は、その成立まで

粘りに粘って、急騰(円安)後の決済を図りたいところ。


対峙する思惑の総力戦…といった様相ですね。



分からないのは、成立後のドルストレートの動き。

やっぱり、米ドル高に向かうんでしょうかはてなマーク


法案の成立によってリスク・フリーになることから、ひと足先にギリシャの

呪文から解き放たれたユーロ米ドルが上昇(ドル安)…なんてことは、

考えすぎ?


成立後の動きを見定めてからの参加が無難でしょうが、

小さなストップで、ユーロ米ドル1.4465、ポンド米ドル1.6365辺りで

売ってみたい気もします。