試行を続けている Wander の検証結果のひとつ
利確に至るまでのポジ数グラフ
ここで、
無制限(1): 塩漬け無し
無制限(2): 塩漬け有り
制限(1): レンジブレイク
制限(2): 市場午前のみ
制限(3): 利確レートが心理的節目をまたがない
どれであっても、ものの見事に、理論値どおり。
こうなってくると、「どのようにエントリーするか?」への興味は薄れ、
「どのようにイクジットするか?」が重要な課題。
特に、『塩漬け』 を許容するか・しないか
FXの教科書や専門家は、口をそろえて、
「ストップ・ロスは必ず置きましょう」と言う。
確かに、大きなポジを抱えながら、含み損が膨らんでくるのは、
忌々しき事態。
ただし、ちょっと疑問を感じてしまうのも確か。
だって、
たとえば、利確目標幅を(X)、ストップロス幅を(Y)として、
買いポジを建てたとしよう。
予想に反して、レートが(X)上昇する前に(Y)降下したら終わりだけど、
ここでストップの代わりに同じ取引量の売り注文を置いていたら、
含み損額は固定される。
そして、経済指標の発表後など強いトレンドが発生している相場で、一方を決済した後、さらに(X)+(Y)レートが動いた時、他方を決済すれば、当初目的どおりの結果を得られるでしょ。
相場には、トレンドが明解な時と不明解な時とが混在していて、
どちらが取引しやすいか…は、明らか。
もちろん、そう簡単にはゆかないかもしれないけど…。
今のところ Wander は、
最終ポジの売買を中期移動平均線の傾きにより判断している。
傾きが、プラスなら買いポジ、マイナスなら売りポジ。
(折れ線グラフが、赤線(0)より上なら、買いポジ)
後追いになってしまうのは、テクニカルの宿命だけど、
傾きの傾き((MA0-MA1)-(MA1-MA2))なら、若干は、その遅れが補正されてるようにも…。
反対注文も含め、今後の検討課題です。