これまで長いこと利用してきたMT4業者の口座残高を全額、引き下ろす手続きを行いました。


『確定』ボタンをクリックする時、ちょっと感傷的な気分…。



今のところ、乗り換え先の本命は FxPro という、キプロスに本拠を構えている業者です。


実際にライブ口座で利用してみないことには分からないことも多いんですが、本命と考える背景は、


① スプレッドの状況 (ロールオーバー時を除く)


先週1週間のスプレッド分布(デモ)です。


メタボトレーダーの日常-FxPro USDJPY 101001
   USDJPY (最大2pips)


メタボトレーダーの日常-FxPro EURJPY 101001
   EURJPY (最大4pips)


メタボトレーダーの日常-FxPro GBPJPY 101001
   GBPJPY (最大8pips)


メタボトレーダーの日常-FxPro EURUSD 101001
   EURUSD (最大2pips)


メタボトレーダーの日常-FxPro GBPUSD 101001
   GBPUSD (最大3pips)


メタボトレーダーの日常-FxPro AUDUSD 101001
   AUDUSD (最大3pips)


経済指標発表前後のスプレッド拡大は必然ですから、指標スキャルを行うのに、標準や平均スプレッドは意味を持たず、最大スプレッドが何処まで拡がるかに注目しました。

これらの最大スプレッドは他業者を完全に凌駕してると思います。


また、おもしろいくらい明解なスプレッド分布を呈してます。


もちろん、平日24時間、取引可能ですが、この分布を見る限り、日本時間の15時から28時までが真の営業時間で、アジア時間は寝てるんじゃないのか…とさえ思えてきます。


重要な(注目を集める)経済指標の発表は、欧州・米国時間に行われるため、指標スキャル(ブリン)には影響なしと考えています。


② 取引サーバー力


これまでの検証結果から、取引サーバー力は、

FXCM・ODL・FxPro > Alpari UK・FOREX > FXDD

こんな順じゃないかといった印象を抱いてます。


私見になりますが、この取引サーバー力って、設備的な問題じゃなく、意図的に管理されてるんじゃないでしょうか?

スプレッドの拡大幅が大きいほど、取引サーバー力は高いとか…。

真相は分かりませんが、この推理は筋が通ります。


ブリンは、逆指値の発注後、経済指標発表時まで、そのレートを更新し続けますので、取引サーバー力は重要項目のひとつです。


③ 出入金


クレジット・カードによる出入金手数料は 1.6%

(Alpari UKは、入金はできても、出金は銀行送金)


銀行送金の場合、入金は個人負担ですが、出金は業者負担。

(Alpari UKは、出金時、手数料£18)


円建て口座を開設した場合、円建て送金額がそのまま口座に反映。


魅力的なのは、ドル建て口座を開設し、日本円で送金した場合、業者は届いた円を手数料なしでドルに変換→口座に反映するという仕組み。


外国業者を利用した経験がなく、他と比較することはできませんが、この手数料なしって、さり気なく凄くないですか。


④ レバレッジ 最大500倍

日本に続いて米国でも、レバレッジ規制が10月中旬から施行されます。

FXDDなどは、口座の拠点を移転してあるので、この規制の適用を避けられるそうですが…。

そんな中、この最大500倍というのは目を惹きます。

レバレッジは、業者選定の基準にしていませんが、最大倍率を申請するつもりです。


⑤ 気掛かりな点


唯一、気になっているのは、“Old Tick” というエラーが頻発する点。

これは、FXCM UK も同様で、サーバーを共有してるのか?とさえ、一時、疑いましたが、配信レートを見る限り、別個のものであるようです。


このエラーの真相は明かされておらず(タブーの領域?)、「取引には影響なし」で片付けられています。

でも、やっぱり、火のないところに煙は立たない…、気にはなりますね。


メタボトレーダーの日常-Old Tick


⑥ 決して FxPro を推薦するものではありません(念のため)