指標スキャルの自動売買取引プログラムを設計する際、とても気になるポイントのひとつにスプレッドがあります。
当然のことながら、スプレッドの拡大と値動きとは別物で、経済指標発表直後のレート変動(初動)を捉えようとして、スプレッドに引っ掛かってしまっては、指標スキャルはできません。
では、指標発表時、スプレッドはどれくらい拡大するのか
その実情を把握するのは、結構、難しい(面倒くさい)ものですが、とても参考になるサイトが見つかりました。
MT Intelligence (米ドル円、業者別スプレッド)
1週間遅れになるようですが、業者別の最大・最小・平均スプレッドが
公表されています。
通常ですと、業者から標準値は示されますが、これらの値は現実の数値だそうです。
また、"Broker chart" というボタンから、さらに詳細な時系列記録も見ることができます。
その記録によると、9月20日から24日までの最大スプレッド幅は、
・ Alpari UK(Pro): 約5pips
・ Alpari UK(Classic): 約3pips
・ FXCM(ActiveTrader): 約11pips
・ FXCM(Standard): 約13pips
・ FXCM(demo): 約13pips
・ FOREX(demo): 5pips
・ FXDD(demo): 3pips固定(?)
このようなデータも、業者選びの基準のひとつになりますね。