MT4崩壊の真相は分からないものの、週末、経済指標データを自動で取り込むプラグラムの軽量化を図り、今朝、普段は参戦しない重要度の低い英・ライトムーブ住宅価格(9月)で試験稼動を行いました。
指標発表後の値動きが小さく、約定には至りませんでしたが、データ取込みに成功し、プログラムが設計どおり稼動したので、ひと安心。
経済指標データをウェブサイトからダウンロードするプログラムを切り離したことに加え、取引プログラム内のバッファー初期設定数値を低減してみました。
バッファーに一時的に保存するデータ量を小さくすることで、CPUへの負担をどれだけ軽減できるのか分かりませんが(メモリへの影響の方が大きい?)、できることはやっておこうと思って。
その他、マイナーチェンジですが、発注順序に工夫を加えました。
これまでは、買い逆指値注文の固定型・可変型→売り逆指値注文の固定型・可変型という順序で発注していました。
これだと、売り逆指値の新規発注前に、可変型買い逆指値の修正注文が入ってしまい、新規発注を妨げる可能性があります。
そこで、固定型買い・売り逆指値注文→可変型買い・売り逆指値注文と、固定型を先行させるように変更。
発注成功率の向上を期待します。
これまでのところ、この自動取引プログラムの検討課題は、為替相場に関するものより、MT4の機能・性能やブローカーの処理能力に関するものが主流になっています。
そもそも、指標スキャルという取引手法の性質が、それに近いものなのかもしれません。