昨日から、どうも相場観が固まりません。
今週に入って、何だか欧州・英国にも陰りが現われ始めたようにも感じられます。
出来事から見れば、
アイルランドの格下げ、独金融機関のストレステスト不合格、ハンガリーの諸問題、英国の弱い経済指標、ストレステスト結果の予防策などなど、
このように下げ材料は豊富に揃っています。
一方、資源国通貨は、豪RBA議事録からハト派とも思える発言が出ながらも、上海総合指数の高騰で持ち直しています。
このRBA議事録から連想して、0.25%利上げをかなり織り込み済みと言われている今夜の加・政策金利が、「本当に利上げに踏み切れるのか?」、疑問視しています。
資源国通貨も、先行き不透明な世界情勢から、安定感を欠いています。
このように、強者不在の相場状況。 方向感はつかみづらいですね。
さて、こんな状況下、今夜22時予定の加・政策金利発表。
その発表時の組合せベスト・ペアは…。
弱い場合は、ユーロ加ドルの買い、
強ければ、ポンド加ドルの売りでしょうか。
直前のレートに基づき、セミ・オート取引プログラムでエントリーしてみようと思います。
【追記】
加・政策金利は、これも予想に反して、利上げでしたね。
読み(勘)悪し…。
そして、通貨ペアを区別して、売買それぞれの逆指値で発注した取引は、
なんと、両方とも約定してしまいました。
発表後の初動は、利上げ実行により、加ドル買いの下げで反応。
ここで、ポンド加ドルの売りが建玉。
そして、「さらなる利上げは内需、世界経済の進展に対し一方的に不利となる」というBOC声明のため、あっという間に反転、損切り。
続いて、ユーロ加ドルの買いが建玉、利確決済。
こんな動きをするのも、FXですね。
実は、ここに、おまけつき。
この30分前、米・住宅関連指標の発表があった時、セミ・オート取引プログラムを使って、米ドル円の売り逆指値を注文。
初動は、住宅着工件数の弱い結果で急落、そこで約定。
続いて、建築許可件数の強い結果で高騰、そして損切り
ありゃりゃ…。
今日の反省
複数の指標・イベント(発表+コメント)がある時は、値が反転することもあるので要注意。