7月に入って、何度となく、『米ドル円の下落』 について記事をアップしてきました。
天気予報では、大雨や強風などによって災害が起こる可能性がある場合に注意報が発表され、さらに重大な危険が切迫する恐れがある場合には警報が発表されることになっていまるそうですが、もはや、米ドル円の下落は、警報のレベルに入っているように思えます。
記事に掲載してきたグラフをアップデートしながら、その背景を記してみます。
まずは、『月足チャート』(7月4日掲載)
MA21の傾斜角度は、もちろん変化なし。
その上、ボリンジャーバンドは、まずます拡張を拡大し、マイナス(-)2σ線は85.2円から85.0円に低下。
拡張初期に起こりやすい、急落の恐れあり。
7月9日の記事では、「7月中旬後半に掛けて90円前半まで戻し、再度、下攻めに転ずるようなイメージ」と記しました。
しかし、89円を3日間トライし続けたにもかかわらず抜けられず、早くも下攻めに転じています。
次に、『米ドル円: 95年と10年の対比グラフ』(7月6日掲載)
なんだか、なんだか、ますます 怪しい~。
万一、歴史が再現されると、
このまま一気に 80円 まで
その後、しばらくジワジワ下げてから、クライマックス 70円
参考までに、95年では、
安値から38銭戻したところで週末クローズ
週明け43銭の窓明けで始まり、窓を閉め切れずに下落
火曜日に3円75銭の暴落
今年(10年)は、安値から43銭戻したところで週末クローズ
明日(19日)が日本の祝日というのも、不気味なもの
そして、日本の実質的な週明けとなる火曜日は…。
記録と契約は破るためにある 名言なり