先日、現行レートに基づき、時間指定に指値もしくは逆指値の注文を発する 『セミ・オート・取引プログラム』 の話をしました。
ここに、別のプログラムも紹介してみます。
期間の異なる2つのボリンジャーバンドを利用するものです。
初期設定は、期間20とその4倍の期間80のボリンです。
エントリー・ポイントとエクジット・ポイントは、2つのボリンジャーバンドの+2σ線、中心線(MA)、-2σ線、計6つのポイントから選択します。
例えば、期間80のボリン中心線で 『買い』 ポジションを建て、期間20のボリン+2σ線でエクジット というような具合。
見づらいですが、これはユーロ米ドル1時間足チャートを使って、期間80の中心線で 『買い』 ポジを建てたところです。
エクジットは、期間20の中心線に設定してますが、どうでしょう。
最近は、完全自動(フル・オート)の取引プログラムより、このような、マニュアルで行っている取引をプログラムが代行するセミ・オートを制作してます。
どのような相場環境にも対応できる自動取引プログラムを作り上げるのが夢なんですが、なかなか難しいもんです。
『相場は生きもの』 と言われるように、値動きのパターンは、さまざまな要因で微妙に変化し、その変化をプログラムが判定し順応するのは、なかなか至難の技と感じています。
そこで、相場環境に応じたセミ・オート・取引プログラムを、自己判断で使い分けるようにしているんです。
まぁ、そのうち、夢にも再挑戦したいもんですが…。
この記事を読まれている方で、「このようなセミ・オート・取引プログラムを、MT4で使ってみたい!」という案がありましたら、メッセージを送信してみてください。
できるかどうか、分かりませんが、送り届けられるよう頑張ってみますので。