相場は、欧州や米国から生じた緊張感が小緩み、本格的な調整局面に入った感じです。
未だ確定はしていませんが、以前記したように 『米ドル円の転換日』 が、これまでのところ、米雇用統計の前日(6月30日)になっているのは、興味深い共通点です。
ただし、中期(週足)や長期(月足)のチャートを眺める限り、米ドル円の下降トレンドが終焉を迎えたとは、思いづらいものがあります。
2週間ほど前に示した 『(B)+(B)の下降トレンド図』 をアップデートしてみると、
(米ドル円、日足チャート)
こんな感じでしょうか。
7月中旬後半に掛けて90円前半まで戻し、再度、下攻めに転ずるようなイメージ。
さてさて。