米ドル円に続いて、まずは、ユーロ米ドルを見てみます。


月足チャート


メタボトレーダーの日常-100703eurusdm


もっとも予測の難しい通貨ペア。

何しろ、値動きがおかしく(怪しく)、テクニカルが機能しないことが多いのが特徴です。


その背景は、

ユーロが誕生してから、まだ12年弱。

世界3大通貨のひとつですが、親の加護なくして独り立ちできるほど、ユーロは成熟していない。

したがって、欧州連合や各国政府の監理の下、中銀や民間銀行が操作(介入)し続けているからでしょう。

最近は、格付け会社まで、「自分たちが関与できるものを創設しよう」などと言い出すくらい。


このチャートを見る限り、月足終値が、ボリンジャーバンドのマイナス(-)2σ 線を超えた事例はない。

現在のマイナス(-)2σ 線は、1.193

一方、M21は、1.360


次に、週足チャート


メタボトレーダーの日常-100703eurusdw



このチャートを見る限り、下降トレンド途中の『戻し』にあり、ターゲットは1.293



ここで、驚くべき(?)事実を


メタボトレーダーの日常-EURUSD_M15_081201


これは、リーマン・ショック後の2008年12月、急落後のユーロ米ドルが2週間で2000pips余りも噴き上がった際のチャートです。


月足チャートで2ヶ月間、ボリンジャーバンドのマイナス(-)2σ に触れた後、米・雇用統計の前日に初期の高騰。 その翌週からの出来事でした。



まとめてみると、


正直言って、よくわかりません 汗


ただ、ギャンブルとして、何の保障もありませんが、週明け早々から(もしくは、東京時間の様子次第で)、『買い』ポジを建ててみるのは、ちょっとおもしろそうです。


リミットは1.40、ストップは1.22ぐらいでしょうか。