米ドル円に続いて、まずは、ユーロ米ドルを見てみます。
月足チャート
もっとも予測の難しい通貨ペア。
何しろ、値動きがおかしく(怪しく)、テクニカルが機能しないことが多いのが特徴です。
その背景は、
ユーロが誕生してから、まだ12年弱。
世界3大通貨のひとつですが、親の加護なくして独り立ちできるほど、ユーロは成熟していない。
したがって、欧州連合や各国政府の監理の下、中銀や民間銀行が操作(介入)し続けているからでしょう。
最近は、格付け会社まで、「自分たちが関与できるものを創設しよう」などと言い出すくらい。
このチャートを見る限り、月足終値が、ボリンジャーバンドのマイナス(-)2σ 線を超えた事例はない。
現在のマイナス(-)2σ 線は、1.193。
一方、M21は、1.360。
次に、週足チャート
このチャートを見る限り、下降トレンド途中の『戻し』にあり、ターゲットは1.293。
ここで、驚くべき(?)事実を
これは、リーマン・ショック後の2008年12月、急落後のユーロ米ドルが2週間で2000pips余りも噴き上がった際のチャートです。
月足チャートで2ヶ月間、ボリンジャーバンドのマイナス(-)2σ に触れた後、米・雇用統計の前日に初期の高騰。 その翌週からの出来事でした。
まとめてみると、
正直言って、よくわかりません
ただ、ギャンブルとして、何の保障もありませんが、週明け早々から(もしくは、東京時間の様子次第で)、『買い』ポジを建ててみるのは、ちょっとおもしろそうです。
リミットは1.40、ストップは1.22ぐらいでしょうか。