とうとう、米ドル円は、８８円のバリアーを破り、真空地帯へ突入しました。
残るは、昨年１１月の８４．８円、史上最安値の７９．７５円のみ。
どちらも、８５円、８０円と心理的な節目でもあることから、それなりの歯止めになると思いますが。
今回の下落の特徴は、危機のクライマックスから来る、ピリピリと張り詰めたような緊張感がなく、何気な～くダラダラと値を落としてきたこと。
カウンター的な買戻しを誘発するような暴落であれば、下ヒゲが伸び、流れも変わりやすいのですが…。
悪化の見込まれる米・雇用統計を明日に控え、今日のニューヨークはちょっと気になります。
激動の木曜日でもあることだし…。