最近、ぜんぜん自動取引プログラムの話しをしていませんが、時々、“セミ・オート” の取引プログラムを、ちょこちょこ制作しています。


今日は、米・雇用統計の前哨戦ともいえる『ADP全国雇用者数』の発表があり、「ここで悪い数値が出れば、雇用統計の悪化が連想され、値を大きく下げるだろう」と想定したので、それに対応する取引プログラムを作ってみました。


取引手法は、とてもシンプルです。

① 売・買どちらか、もしくは両方の注文を選定

② 指値・逆指値を指定

③ 現行レートから注文レートまでの幅・損切り幅・利確幅を設定

④ 指標発表の1分30秒前のレートを取得

⑤ 指標発表の1分前に注文


あとは、成り行きに任せるか、逆方向へ動いてしまったら、注文を手動で削除するだけ。


最近、値動きの大きい豪ドル円で、現行レートから20pips離して売り逆指値注文を発してみました。


21時14分、逆指値75.352、注文OKチョキ


メタボトレーダーの日常-100630audjpym1

21時15分、いざ発表…

??? これ何ですかはてなマーク


メタボトレーダーの日常-100630audjpym1_2

約定レート75.177

17.5pipsも滑って、初動の最安値で建玉あせる


ADP全国雇用者数のような、それほど重要度が高くない経済指標発表で、これだけ滑るんだから、本番の米・雇用統計じゃ、きっと、ぜんぜん使い物になりませんね。



MT4を稼動できて、もっと約定力の強い業者さんないですかね…。