昨夜は、ハプニングを期待していたEU政策金利発表や総裁記者会見が、すんなりと過ぎ去ってしまい、相場からは早々に引き上げました。


今朝、いくつかのチャートを眺めてみると、「おや、まぁ、相場環境が様変わりしたような」。


今週に入ってから、ドルストレートとクロス円のチャート上、おぼろげながらも形成されてきた『切り上がりの支持線』が、くっきりと姿を現わしてますね。


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(ユーロ米ドル日足チャート)

ポンド米ドルや米ドル豪ドル、豪ドル円など、形状としては Wボトム に似通っていて、トレンド転換にも思えたり…。


その一方では、米ドル円の『切り下がりの抵抗線』が…。


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週初めに、記した通貨の強弱関係とは、ぜんぜん違い


オセアニア>欧州>アジア(日本)>北米(米国)

といった状態あせる



欧州危機ムードが後退し、相場がリスク・オンの状態になったのであれば、米ドル円の値動きは実に不可解


今週は、4月半ばから5月(半ば)に掛けて大きく動いたプチ反発だったんじゃないかな…と、思ってます。