今月1日に1.2143の直近最安値を割り込み、3日には逆に抵抗線を上抜け、「いったいどっちに向かうんかいな?」と、思っていたユーロ米ドル


昨日(4日)、ギリシャ、スペイン、イタリアに次いで、新たにハンガリーの財政問題が公になったことで、明解に下抜けしてきました。


メタボトレーダーの日常-100604eurusdd


動き始めたのが、米・雇用統計発表時間の1時間半前くらい。

「ビッグ・イベントを控え小動き…」と、寛いでいたので、あたふた。


そして、迎えた米・雇用統計。

米・大統領や財務長官のお墨付き(?)で期待が高まったのに、非農業部門雇用者数は市場予想より弱い結果に。

43.1万人の増加といっても、内41.1万人は国勢調査による短期雇用だし、内容はさほど良いものとも言えないんでは。


米ドル円は円高に逆戻り、ドルストレートはドル買い。

そのため、クロス円は大きく値を崩してしまった。


ダウ平均も下げていることから、週明けも、リスク・オフの流れが引き継がれるんでしょうね。



ただ、昨日の米・雇用統計発表後の米ドル円下げ幅は、それほど大きくない。

ユーロの下降が始まった昨年12月からの通貨比較を見ても、米ドルは対円でプラス


メタボトレーダーの日常-強弱 100604

(Infoseek から)


なので、クロス円の大崩れはないのかも。



【補記】


ユーロフランの介入レベルは1.37に引き下げられたとの噂ありです。