昨夜、ユーロ米ドルは直近の最安値を割り込み、節目の1.21に急接近する場面がありましたが、相場は冷静でした。
私ひとりが興奮していた感じです。
こんな環境下、米ドル円は、下降していた21日移動平均線がほぼ水平となり、値動きも上昇気味のニュートラル。 一方、ドルストレートでは、ポンドが上昇、ユーロや豪ドルは下降と、まちまち。
通貨の強弱は、ポンド>米ドル>円>ユーロ>豪ドル。
安定度から考えれば、すでに何度も政策金利を上昇させてきた豪ドルが、他を引き離し最上位と思うんですが、現在は最弱通貨です。
経済規模が小さいだけに、自国より世界の経済状況が反映されやすい通貨なんでしょう。
恐怖指数(VIX)を見ると、2008年10月のリーマンショック後、沈静化傾向にあったものが、今年の4月中旬頃から、急速に上昇を始めました。
今は、2008年9月頃の水準に達しています。
崩落の危険域にいることは確かですので、瞬発的な暴落に注意したいところです。