頭尾を求めすぎてるんだろうか…。
『虎穴に入らずんば虎児を得ず』 の格言のように、「ポジション取らねば損益出ず」。
昨夜は、米株式相場の失速から、米ドル円は、90.6 を超えるも、売り指値注文には、今、一歩、届かず。
ダウの閉場間際の大きな下落は、何が理由なんだろう?
スペインの銀行が公的管理下に入ったという話は、すでに東京時間から明らかになっていたから、大局的には取り上げられても、直接的な背景じゃないはず。
難しいなぁ。
ものの見事、最安値・最高値のぴったり中間(50%レベル)で、戻しを停止したユーロ米ドル。
月足チャートの波形からは、セリング・クライマックスを迎え終わったかに見えるんだけど。
もし、1.21を抜けてくると、節目の1.20は、もう目の前。
足並みの揃わぬECBに、『介入』 なんて、本当にあるんだろうか。
政策金利を引き下げる策は、火に油を注ぐ。
ユーロのさらなる下落は、相場の恐怖心理を煽り、連鎖を招く。
これが、足下の最大の懸念。
米財務長官が、中国の後、欧州を訪問する予定。
金融危機で傷んだ今の各国財務状況では、口先以外の策はないのでは。
出口のないトンネルはない。
経済の自然回復を待つしかないのかも…。