欧州で財政・金融界各作業部会なるものが催され、EUの財政規律を遵守できなかった国に対し、いっそうの厳格な制裁を科すことが大筋で合意されたとか。
共に戦うことはできても、共に治めることはできない。
こんな人類史を、複写するかのような状況にあるEUの前途は多難。
その上、金融規制を強め、責任転嫁を図ったり、財政難は米英日も同様なんて言って、問題をはぐらかせたり、ろくなもんじゃない。
先週金曜日の為替相場では、ユーロ・ポンドともに、対米ドルで持ち直し(反転)の気配、資源通貨に対しても還流停止の気配が、それぞれうかがえた。
株式相場でも、ダウに久しぶりの陽線。
月曜、午前(もう少し伸ばせば、欧州午前まで)の為替と株の相場動向が、きわめて重要になる気がしています。
判断は慎重に、行動は大胆に。