相場は全般的に小刻みな展開。


人民元やギリシャなど、既出イベントの本姿は現れていないものの、相場へ影響は『盛込み済み』と表現され、すでに賞味期限切れ近し…といったところでしょうか。


新鮮なネタが提供されれば、本来の重要度とはかかわりなく、その効力に吸引されることになるんでしょう。


それまでは、積み上がったポジションの調整といったところですか。



さてさて、


バックテスト・モデル(精度)の違いによって、パフォーマンスが激減していたSDFXですが、ようやく再稼動の目処が立ちました。


今回の見直しで、再認識したことは、

金融危機による相場の騒乱、特に、リーマン・ショック発生時の相場は手の施しようがない

ということです。


言い方を変えると、

リーマン・ショックの影響を回避できる自動取引プログラムは、その時期以外の相場に適用できないか、もしくは、できたとしても、安全率を極端に高めないと(取引通貨量を縮小しないと)乗り越えることは難しいんじゃないか、

と思われます。


自動取引プログラムの利用法は、

・ 平時は、建玉から決済まですべての取引を委ねつつも、

・ 異常時には、稼動を中断する

のが良いのかもしれません。


この平時と異常時の見極め、それが問題となりますが…。