『相場は生きもの』 という言葉を耳にすることがあります。
普段のトレードでは短期的に相場と面しているため、そんなことを感じることはあまりまりません。
でも、自動取引プログラムの制作過程、長期過去データでプログラムを検証していると、「なるほどな~」とうなずけます。
もちろん、相場は常にさまざまな動きを呈していますが、明らかなことは、2006年までと2007年からとで、相場状況ががらりと変わったことです。
これ(↑)は、あるEAをバックテストしたパフォーマンスグラフのサンプルですが、1999年から好調であったのが、2007年初頭から不振に陥っています。
確かに、2007年といえば、100年に1度と言われる金融危機が始まった年。 ただ、正確には6月くらいからだから、それ以前に変化はないはずだけど・・・。
「何かが変わった」、
FXを行ってゆくうえで、その背景や原因を明らかにすることに、それほどの意味はないのかもしれません。
ただ、マニュアルであれシステムであれ、「テクニカル派にとって、2007年以降、FXは難しくなった」と思います。 そして、「普遍的な取引手法は存在しづらい」ということなのかもしれません。
そんな意味でも、相場は生きものなんでしょうね。
だから、また、おもしろみが増すのかも・・・。