週末の米ドル円相場は、結局、大きな戻しはなく、リスク回避のポジション調整で終わった感じです。


ということは、

おそらく、「週明け、人民元切り上げはない」ってことなんでしょう。


それにしても、

この 『人民元切り上げ』 っていうビック・イベント、いつまで引っ張るんだろう。

どんな結果であれ、早いとこ決着してくれないでしょうかね。


このようなイベントには、テクニカルが機能しないから、自動取引プログラムにとっては、天敵みたいなもの。

その上、為替政策まで絡んでいて、不可解な値動きも示すし…。


米・雇用統計のような注目の集まるイベントも同様、歓迎できるもんじゃないけど、経済指標や政策金利の発表は、あらかじめ日時が決まっているから、そのときだけ稼動を中断すればOK。


自動取引プログラムは、言うまでもなく、相場が開かれている間は、24時間、休みなく稼動している。 人(トレーダー)の監視もなく、配信される為替レートに基づき、こつこつと地道に。


何らかの事由によって、突発的な為替変動が起きたとき、自動的に稼動を停止するブレーカーのような機能を設けられないか…と考えていたんだけど、ようやく解決しました。


1分足バーの終値の差が、ある設定値を超えたとき、稼動停止のシグナルを発すればいい。


MathAbs(iClose(NULL,1,0)-iClose(NULL,1,1)) > 設定値


といった条件式


時折、サーバーの問題でバーが配信されなかったり、週末・週初めで窓を開けることもあるので、バーが連続していることも条件として。


この設定値は、どれくらいがいいんだろう…と、調べてみた。


2010年の過去データから、米ドル円では、1分間のレート変動が、


30pips以上 14回

40pips以上  7回

50pips以上  3回 (いずれも、米・雇用統計の発表時)


結構、頻繁に大きく動くもんですね。