メタトレーダー(MT)4は、FXに有効な機能が、いろいろ搭載されていて、
とっても利用価値の高いツールです。
しかし、先月は、自動取引プログラム(EA)の稼動中、何度か、シリアスな障害・不具合に遭遇しました。
これらは、業者個別の問題なのか、または、MT4が抱えている問題なのか、分かりませんが。
平時のスリッページは、渋々、容認するとしても、以下のような問題は困ったもんです。
Off Quotes
3月24日22時20分過ぎから、翌日8時40分ころまでの10時間ほど、EAは発注・決済注文を発し続けるものの、ず~と不成立。
『操作履歴』を見ると、“Off quotes”(発注レートが古い)とのこと。
これだけの長時間にわたって“Off Quotes”が繰り返されるってことは、価格の配信が停止していた(?)んじゃないでしょうか。
不意のシャットダウン
レンタル・サーバー(VPS)を利用して、EAを稼動させているんですが、
3月26日19時過ぎ、知らぬ間に、表示中のチャートが閉じられた後、MT4がシャットダウン。
その結果、建玉は決済されず、新規注文は発せられず…。
これまでにも、サーバーの再起動でMT4がシャットダウンしたことはありますが、そんな時は、レンタル・サーバー業者さんから、再起動の(前)後にメール連絡が届きます。
それに、チャートはそのまま残っているので、MT4の自動起動後、EAは稼動を再開するので、支障をきたすことはありません(引数が取得した値はクリアーされますが)。
今回の不意のシャットダウンについて、MT4を採用している業者さんに問い合わせても、責任回避のためでしょうか、的外れな返答ばかり。
レンタル・サーバーだから、回線や停電の心配はないと思っていましたが、これでは、しばしば稼動の確認をしなくてはならず、困った問題です。
スプレッドや約定力など、贅沢は言いませんが、これらの問題には、しっかり対処してもらいたいものです。