製作を進めている 『レンジ・ブレイク』 を捉える『自動取引プログラム第2弾
これまでの経過で、長期(10年間)の過去データに耐え、そこそこ綺麗な損益グラフを描けるプログラムに成長してきています。
しかし、このところ、どうも小手先だけの改良に傾注しはじめ、取引条件や手法が煩雑になりすぎてきました。
たしかに、相場環境や値動きは、単純とはいえない変化を表わしますから、それらに適応するため、さまざまな方策を講ずる必要があります。
その一方で、プログラムが複雑になる主因に、ロジックの根本的な 『誤り』 や 『限界』 を挙げることもできると思っています。 その誤りを取り繕うため、限界を打破しようとするための方策を、いくつも組み込む結果として。
これ以上の煩雑化を避け、とりあえず、この辺で、一時、製作を中断しておき、もうひとつのブレイクを考えてみることにしました。
『チャンネル・ブレイク』 というか、「抵抗線からの上抜け・支持線からの下抜け」を捉えるプログラムです。
上チャートのように抵抗線・支持線を描くことができます。
ここで、「下抜けについては、支持線からより、レンジから抜け出す値動きを捉える方が有効的だけど、上抜けについては、抵抗線から抜け出る時を捉える方が効果的」 ということができると思えます。
こんな考えに基づいて、製作を始めてみようと考えています。
最終的には、2つのブレイク・プログラムを組み合わせてみたいものです。