ドバイ・ショックが、ドル安の流れを反転させた、激しい1週間でした。
このドバイの債務問題、現段階では返還延期計画という机上の話ですが、今後、それらの実像が浮かび上がってくると、どのような影響が生じてくるのか…。 特に、融資額が大きいとされている欧州の銀行(特に、英国)は、少なからぬダメージを被り、ユーロやポンドの価値引き下げに及んでくることになるのでしょう。
なんだか、世界の主要通貨間で 『弱さ比べ』 を演じるようなイメージを受けます。 景気対策のひとつとしての輸出促進には良いのでしょうが…。
それにしても、
「米ドルに対して、何故、これほど円高が進んだのか?」、未だに、はっきり分っていません。
円が 『安全資産』 であるとは、到底、思えず、なんだか、「米ドルを毛嫌いし、欧州通貨を回避したら、たまたま円高になってしまった」といった、消去法的に生まれた意図せざる産物であったと捉えるのが、正しい認識であるかのように思えます。
そのように見てみると、今後のドル円、それにクロス円は、狭間を大きく浮沈する状況が続くように思えます。
さて、今週の自動取引プログラムは、
3歩進んで2歩下がる♪ といった結果でした。
26・27日は稼動を控えましたが、来週始めの相場状況を見て、再開するかどうか決めるつもりです。