自動取引プログラムの製作過程では、このように(↓)、結果を基にして、改良と呼べるかどうか分らなず、変更に変更を重ね、より高いパフォーマンスを求めてゆきます。
(結果①)→(変更①)→(結果②)→(変更②)→(結果③) …
先日、これまで変更の度に生まれ、今は使われなくなったプログラムを整理し、どのような過程を踏んできたのか、まとめてみました。
それを眺めていると、「初期の頃に作ったプログラムに、最近、思いついた変更を施してみたら、どうなるだろう?」という疑問が湧いてきました。
たとえば、(変更②)を(結果①)に加えてみたら…というような。
具体的には、『損切り(ストップ・ロス)』を、初期の頃のプログラムに設定してみました。
赤線は、今、稼働中のプログラム(R40Xシリーズ)です。
なんと、2006年まで、抜群のパフォーマンスを示すものが… 。
ただ、惜しいことかな、金融危機からは不振続き、2009年にはマイナスに転じています。 そこで、ストップ・ロスのパラメーターを変えてみると、
今、稼働中のものは、コンスタントにヒットを重ねる1番バッター、それに比べ、三振もするけど、当たればホームランの4番バッターといった感じです。
まさに、『相場は生きもの』 という言葉を、表わしているように思われます。 機が巡ってくれば、リアル・デビューさせてみたいプログラムです。