昨日の『完敗』後、ぼちぼちトレードしましたが、しょぼい結果ばかり。
10月は黒星スタートとなってしまいました。
そんなトレードを繰り返しつつ、つらつら、
注文時の『指値(リミット)』と『逆指値(ストップ)』とは…?
と、初心に戻って、考えてみました。
FXの解説書・教科書や格言などでは、『流れ(トレンド)』に乗ることを推奨し、その延長として、新規注文を行う際には、どちらかと言えば、逆指値による『順張り』を推奨していることが多いように思います。
(もちろん、一概に言えるもんじゃありませんが)
確かに、為替の大きな流れに、人ひとりが立ち向かえるはずもなく、大局的(中長期的)に相場を捉えるなら、トレンドに沿ってゆくのがいいのは、論を待たないでしょう。
ここで、「トレンドとは何か?」と考えてみますと、為替変動は直線的なものではなく、大小の上下動を繰り返していることから、マクロ的であれミクロ的であれ、「特定期間の上昇幅累計-(マイナス)下降幅累計」と捉えるのも、ひとつの考え方です。
このことを使って、新規注文を行う際の『指値』と『逆指値』とを考えてみますと、ちょっと意外なこと(?)に気付きます。
指値・逆張りはトレンドを後食いする行為、逆指値・順張りはトレンドを先食いする行為と、見做せることです。
分りにくいので、例を挙げてみますね。
現在のドル円レートが90.00円だったとします。
10pips(銭)の隔たりを空けて、新規買い注文を出す際、指値・逆張りなら89.90円、逆指値・順張りなら90.10円。
ここで、相場が、運良く、目論見通りに上昇トレンドとなったとしたら、前者は10pips分だけ後からトレンドにつけたし、後者はあらかじめ10pips分だけトレンドを消化していたことになります。
そして、「トレードとすれば、どちらが好ましいか?」は、もちろん前者(指値・逆張り)であることは間違いありません。
なんだか壷算といいますが、どこかに落とし穴がある気もしますが、ちょっと自動売買プログラムで検証してみますね。
いつになるか分りませんが、結果は後日に。
今晩の雇用統計、どうしましょうか