昨日の「自動取引のルールはシンプルでなければ…」という言葉が残りつつ、徒然なるままに、チャートを眺めていましたら、ピカピカピカ~と、ひとつの考えが浮かんできました。
為替レートは、上下の振幅を1足(バー)の中で繰り返しつつ、短期の上昇(もしくは下降)チャネルを形成している。 しばらくすると、そのチャネルから、上下どちらかにレートが飛び抜け、また、新たなチャネルを形成し始める。
「あったりまえのことじゃん」
まさにそのとおり、FXを覚え始めた頃、複雑なテクニカル指標など知らず、ただひたすらチャート上に平行線を描いていました。 それはそれで、そこそこ有効的だったような記憶もあるのですが、さまざまな手法を覚えるとともに、いつのまにか使わなくなってしまいました。
こんな全然珍しくもない手法ですが、メタトレーダー4を使い始めたんだから、チャート上にチャネルを描かせてみようと、カスタム・インディケーターを作ってみました。
「何本の足(バー)数をチャネルに考慮するか」を入力すれば、トレンド・チャネルの描写や時間の経過に伴う線形変更は自動で行います。
また、このトレンド・チャネルを利用した自動取引プログラムもついでに製作してみました。 上のチャートは、その状況を示しています。
上下のレジスタンス・サポート線付近に逆張りの指値注文を置き、チャネル内の上下振幅で約定・決済します。
これらの指値注文は、足(バー)の移動毎に更新される仕組みです。
また、ブレイク・アウトした場合の反対取引にも対応させてみました。
これぞ、超シンプル・初歩的な自動取引プログラムですが、観察していると結構おもしろい動きを表するものです
【お知らせ】
明日から、週末まで、短期出張に出掛けます。
ブログの更新は、また戻ってきてから行います。