FOMC直前になって不具合が見つかった自動取引プログラムですが、ようやく修復が終わり、ただ今、試験稼働中です。
まずは採算性より、「プログラムが意図したとおりの取引を行うか?」を確認したいのですが、東京市場は閑散として値動きが小さく、なかなか次の操作に移ることができず、調べられません。
おかげで、本業の方は、バンバンとはかどりますが
【補記 18:15】
またまた不具合発生
成行の両建てと指値約定後の両建て、どのように判別するか。
同じ性質のポジションが2つ、どうやって古い方だけを決済するか。
まだまだですね。
【補記終わり】
先週、ご紹介したマネーパートナーズ社のドル円スプレッド、今週も同様にメールで送られてきました。
突出している箇所は、以下の指標発表時、
8/3 23:00 ISM製造業景気指数(米)
8/4 23:00 PCEコアデフレータ、個人支出(米)
8/5 17:00 ユーロ圏非製造業PMI(欧)
8/5 17:30 鉱工業生産、製造業生産高(英)
8/6 20:00 英中銀政策金利 (英)
8/6 20:45 ECB政策金利 (欧)
8/7 21:30 失業率、非農業部門雇用者数(米)
やはり雇用統計時は15pipsと大きく広がったようですね。
最近は、FX業者さんの間で、生き残りをかけた競争が激しくなり、取引手数料0(ゼロ)は当たり前、その上でスプレッドがどんどん狭くなってきています。 1銭以下の固定を宣伝する業者さんや、中には0(ゼロ)銭からと豪語する業者さんも現れています。
そのこと自体、利用者側からすれば好ましいことには違いないのですが、「もろ手を挙げて喜んでいいものか…」、ふと考えることがあります。
言うまでもないことですが、FX業者さんは、サービスを無料提供する慈善事業体ではなく、収益を上げることを使命としている企業です。 設備投資やオフィス賃料、従業員への給与、取引先銀行へのスプレッド支払などのコストは、当然、発生するわけで、どこからか、それらを回収しなければ成り立ちません。
取引手数料を0(ゼロ)とした場合、FX業者さんの費用回収手段は、スポット・レートとカスタマーズ・レートから生じる差益、スワップ・レートによる差益の2つに限定されます。 さらに、ロール・オーバーされない短期決済の場合、前者しかないのは明らかです。
となると…、いや~な推察をせざるを得なくなってしまいます。
長い目で見れば、資本主義に基づく自然淘汰となるのでしょうが、淘汰されるまでの期間、利用者が被る不当行為による損害を考えると、折角の楽しいFXが踏みにじられるような思いです。
時代は、いつも過渡期にあり、決してひと処に落ち着くことはないと思っています。 そんな中をたくましく生き抜くしかないんでしょうね。