製作中の『どこまでも喰らい付いてゆく自動売買プログラム』、不具合の原因を見つけ出し、修復することができました。

どんなことでも、原因に気付いた時は「なるほど、そうか!」と感動し、理解しみると「な~んだ…」となるもの。

こうやって、人間は知識を蓄えつつも感情の起伏が薄れていってしまうものなのかもしれませんね。


さて、


3日も掛かってしまった不具合の修理ですが、その間、フォワードテストは続けてました。 製作着手時、イメージしていた取引手法が、実際の値動きに応じて現実の姿となって現れてくると、細部の改良点や思いつかなかったことなどが、新たに浮かんできます。


そんな中でも、今回、最も気になったのが、「どのように最初のポジションを建てるか?」ということでした。

プログラムとしては、初動が上下どちらであろうと構わないのですが、損切りの連打を浴びるより、やはりプラス発進の方が気分的にはいいものです。


ポジションの建て方(相場への参入方法)は、トレーディング・スタイルの如何に係わらず、流れに従った『順張り』反転を想定(期待)した『逆張り』、この2つしかありません。 相場の状況やテクニカル分析の結果に応じて、もしくは、性格に応じて(?)、それらの使い分けが行われています。


一般的には、順張りは、流れを確認してからの建玉となるため、利確幅は小さめになりやすく、一方の逆張りは、反転レートの想定が難しいことから、損切りとなったり含み損を抱えやすくなるといった欠点が、それぞれにあります。



私は、相場への参加を判断する際、ボリンジャーバンドを使い、バンドが収束した時を見計らって、上下に抜ける動きを順張りで捉えるのが好きです。 この手法ですと、順張り・逆張りの欠点を最小限にすることができますから。 ただ、抜けるかと期待したら戻ってしまう、ダマシにもよく会います。



今回の自動取引プログラムでは、最初のポジション建てにあたり、このボリンジャーバンドを利用したものの他、好きなレートで指値・逆指値を設定するもの、一気に成行でエントリーするものと、3種類を考えました。



今晩(明朝)のFOMC政策金利発表を、「デビュー戦にしたい」と思っているのですが、3つの内どれを開幕投手にするか迷っています。



いずれにしても、楽しみですねチョキ