相場に先入観は禁物ビックリマークと言われていますが、それは人生そのものに於いても同じことで、色眼鏡をかけて世の中を眺めては、彩を狭めてしまうことになるでしょう。



トレード・スタイルには、ポジションの建て方による分類の他、ポジションの保有時間に応じて、スキャルピング、デイトレ、スイング、ポジション(スワップ)トレードなど、さまざなま種類がありますが、先入観とは違って、自分に合ったスタイルを持っていることは、大切なことのように思います。


相場の状況に応じて、いくつかのスタイルを使い分けることは、よくあることでしょうが、それはあくまでも臨時の策として。


数年、FXに携わってきて、ようやく最近、自分なりのトレード・スタイルが確立されてきたように感じています。


その基盤のひとつをなしているのは、

『含み益に対しては大胆に、含み損に対しては小心に』

という考えです。


そして、その具体策は、資金(リスク)管理手法のひとつ『定率によるテイクプロフィットとロスカット』です。

どんな通貨ペアの建玉価格に対しても、テイクプロフィットを1%に、ロスカットを0.1%(切り上げ)+スピリットに、それぞれ固定しています。


例えば、ドル円94.00円の買いポジションとしますと、指値は94.00+94.00x0.01=94.94円、逆指値は94.00-(94.00x0.001+1pips)=93.89円となります。


建玉(エントリー)のポイントは、テクニカル分析結果や重要指標・政策金利の発表によって「価格の変動が大きそう」と予想される時に限定し、成行もしくは逆張り、両建てで行います。

この建玉方法には、まだまだ検討が必要と思っています。



お気づきのように、ロスカットは小さ目です。 

これは、「強いトレンドは一方向に動きやすい」「勝率よりもリターン重視」「予想ハズレに深追いなし」というような相場の性質や現実性、格言に立脚したものです。


このようにスタイルが確立されてきますと、心地よい距離を保って相場とつき合うことができ、心に余裕のようなものが生じて来たように感じています。


どこかしら、男女の関係と似ていますねチョキ