為替相場の変動には、『実需取引』と『投機的取引』とが関与していると言われますが、前者の影響などは些細なもので、ほぼ後者が決しているのが実情なんでしょう。
それは、「買うために売る」のではなく、「売るために買う」行為、すなわち、結果的に相場が変動するのではなく、結果を目的として相場を変動させているとも言えます。
したがって、相場師たちが最も嫌うのは、値動きのない状態であり、彼らが求めているのは、相場を変動させるための『事由』。 それは、時に、経済指標・政策金利の発表であったり、要人の発言であったり、景気の浮沈、企業の業績、戦争・テロ、病気、…、なんでもあり。 そして、動く方向も上下どちらでもあり。
そんなこともあって、私は、一応、それらに目を通すものの、あまり重要視しません。 情報過多は判断鈍化のもとにもなりますし。
今、一番注目しているのは、すでに何度か登場している原油価格動向です。 昨日(26日)、イメージしていた通りの像ができあがりました。
来週は、目をつむって、GBPJPY の売りから入ります。