これは、自閉症のボクとママの日々の暮らしや、お出かけ、旅行など色々な経験をつづったお話です。
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こんにちは。夏休みの思い出、のんびり振り返り中。。
去年、やらせてあげることができなかった、あの滑り台。
世の中のルールを理解できないと、我慢しなきゃいけないことがたくさんあるんだ。
療育の世界で見守られながら生きているボクが、社会で生きていくとなると、隅っこで我慢してなきゃいけない。。
そんな事を感じる事が多い訳だけど。。
いや!そんなの嫌だぞ!

心置きなく、みんなと楽しみたい!!
ボクもママも、安心してみんなと楽しみたい!
という事で、この1年、あの滑り台のリベンジを胸に学校でも、デイサービスでも、色んなルールを教わって特訓してきたのです。
いざーーー!
ドキドキしながら、プールへ向かう我ら一家。
• • • 。
あれ??
人が、全然居ない。。
(コロナのため予約時間制。
我が家はチェックイン後の16時からにしたので、全然泳いでる人いなくて。)
あれ?? 滑り台独り占め??
滑りたい放題??
あれだけ、意気込んできたのに、
1年間順番待ちの練習を積んできたけど。
ひとりじめ。
さぁ!滑りなさい!
去年、やりたくてもやれなかった滑り台
思う存分滑るがいい!
しかーし!
滑り台に全く興味をしめさず。。
どうやら去年は、他の子供たちがキャッキャと楽しそうに滑っていたからそれにつられたらしい。
けどけど、お金払っちゃったし、500円払っちゃったし、滑っておいでよぉー!!
そんじゃ、行ってみるよ。
ちょっと高くて怖いんですけど。
もういい。。
おっ、おん。。
そうか、、
リベンジだ!!
と1年間意気込んできたのは、ママだけでしたとさー。
まっ、いっか。
とにもかくにも、プール独り占めで満喫できたね。コロナも悪いことばかりでもないよね。
色んな経験できました。
そして、いつのまにかボクは、浮き輪なしでもプールの底に足がつくようになっていました。



