これは、自閉症のボクとママの日々の暮らしや、お出かけ、旅行など色々な経験をつづったお話です。
こんにちは。またまたママです。
壁紙剥がし事件の、翌日
またまた息子は私の目を盗んでは、壁紙剥がしの続きをやる始末。
ぬぉぉぉぉーーーー!
こーーーらぁぁぁぁ
またなにしとんのじゃぁぁぁー
さすがにストレスMAX!!
悲しさ、虚しさMAX!!
涙もポロポロ出てきたママ。

なんでなのぉ?
なんでそんなことするのさぁ?
ねぇ?なんでなの?
引き剥がされた壁紙のを拾い集め、片付けているとポロポロ
ポロポロ
涙が出てきて。。
そしたら、息子が
「ごねんなたい」
と、ちーーぃさい声で何か呟いてる。
「ごねんなたい、、、ごねんなたい」
ん?なんか言ってる。。ん?
もしかして?
「ごめんなさい」って言ってる?




えーー!えーーーっ?!

ごめんなさいとか言えるの?
使い方合ってるよ!
どこで教えてもらったの!?
すごーーっ。いつのまにか感情
という、最も教えるのが難しい概念を覚えたのか?!
ママが涙流してる = 悲しい
ママが悲しんでる =「ごねんなたい」
健常な人であれば、こういういくつもの段階のものを瞬時に判断して、生まれ持った「空気を読む能力」という「状況判断」ができるのだけど、
自閉症の人にとって、それはきっと教えないといけない能力だと思っていて。
それも、「感情」っていう、形の無いものを教えるってどんだけ難しいのだろう?
と思っていたから。
まさかうちの子がいつの間に覚えたのか!?と、ビックリしちゃって。
例えば、「嬉しい」言う概念が、みんな同じか?っていったら、厳密には人それぞれはちがうはずなんだけど、
ニコニコ笑っていて「このシチュエーションは一般的には嬉しいに違いない」って判断するから「嬉しい」が成り立つ、、
しかし、自閉症の人って、
ニコニコ笑う=「嬉しい」とは限らない。。
困っていたり、パニックになっている状態でも、表現方法が「ニコニコ笑う」って人も少なくない。
表現方法が私たちと違うから、概念を教えるのって難しいなって思っていました。
壁紙剥がされたという母にとってショックな事件が、
「ごめんなさい」が使えるようになっていた!
ということがわかったきっかけになって、
少し怒りがおさまりました
そんな複雑な気持ちに振り回されて、呆然としていると、、、
息子が壁紙を剥がした理由を知ることになるのです、、、
長くなってしまったので次回。。
思い切って大胆に自分でDIYとかしちゃおうか?

