【信越五岳2016】レポート3 2A~5Aまで | ランバナ

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本日スタートのUTMF、雨によりスタート時刻が2時間遅れた上に、A3(49km)までの短縮になってしまいましたねガーン(詳しくは→

 

お天気はどうすることもできませんが、UTMFの方々は私なんかよりずっとずっと練習積んで準備してきたんだろうなと思うと…ショボーン

 

とはいえ、安全確保などを考慮し、難しい判断を迫られた運営の皆さんも、予定通り100マイルでやりたかったはず。残念、来年はいいお天気でありますようにとしか言えません。。。

 

 

 

…と異なる話題から入ってしまいましたが、私の信越五岳レポートに戻ります。

 

2Aを出るとしばらく走れるトレイル。そして袴岳の登りが始まります。斑尾山に続き、ここも粘度質。登りなのに滑ります。登りなのに踏ん張りがきかず滑り落ちてきてしまう人もあせる

 

私も時折足をとられつつ、でも下りは全然ダメなので登りは休まず進み続けます。以前、コースガイダンスで袴岳への登りは3~4回あると聞いていて、2回までは数えてたんだけど、その後数がわからなくなり…気づくとスタッフさんの声が聞こえてきて、袴岳山頂。

 

…ってことはここから下り。また斑尾山みたなことになるのかなーとブルーな気持ちにダウン

 

滑るは滑りましたが、袴岳の下りは斑尾山とはちょっと違って、私レベルでもゆっくりとなら何とか下れるものでした。速い方にはもちろん「お先にどうぞ~」と道を譲り、同じくらいのペースの方の後ろにつかせてもらって、運ばれるように下ることができました。

 

袴岳の下りが終わると林道に出ます。林道も水溜まりだらけなのですが、ドロドロのトレイルに比べたら走りやすいことこのうえない!私がまともに走れるのはもはや林道だけなので、ここはしっかり走ろうと思います。

 

とはいえ、まだレースは序盤。後半のことも考え、息は上がらない程度に。無理なく走って、それでも何人か追いつくことができました。

 

林道が終わると38.5kmの3A(スタートから5時間半くらい)。まずは泥を洗い流して(ここはチビッコがシャワーで泥を流してくれました)笑 それからボトルに水補充。空いていたのでトイレも行って、それからエイドでお豆腐いただきました。超~美味しかった(Θ_Θ)

 

この頃、雨がやんでいて。レインを脱いでリュックにしまい、エイドを後にしました。

 

3Aの後は約7km、関川沿いのジワっと緩や~かに登る道が続きます。スタートする前から、ここは絶対に全部走ると決めていたのですが、ここまで下りが思うように走れなかったことで、その決意はさらにかたくなってました。

 

走ってる人もいるけど、歩いてる人もいます。歩いてる人見ると「私も…」と思いますがぐっと我慢。ここを走らないで、どこ走るの?と言い聞かせながら走り続けました。

 

この道の終わりに噂に聞いていた宴会隊の私設エイドがありました。私設とは思えない充実のエイド。まずはあったかいお吸い物をいただき、体に沁みわたる~ハート 梨やパイナップルもいただきました。ありがとうございました!

 

関川を走り切ってクリア!ロードを経てまたトレイルへ。雨は再び激しくなり、レインを着て進みます。

 

登って、走っていくと、なんか見覚えのある道…?あれ、黒姫Rockin' Bearで走ったコース?…と思ったらやはりそうでした。見覚えのある荒れた場所や、木段の登り、走れるトレイル。それらを経て51.5kmの4A到着(スタートから7時間半くらい)。

 

ここでもやっぱりまずは泥流し。流してたら「どうせ汚れるんだから~」という声が飛んできて。ここはアシスタントポイントなので、サポート仲間とペーサーさんが来てくれていたのでした。

 

(↑泥流した後なのに、ゲイターの色が…汗

 

サポート仲間に預けていたヨーグルトドリンク(←大好きなやつ)を受け取って飲み、エイドの巨峰をいただきながら、愚痴を聞いてもらいますあはv

 

本当にね、知った顔見るだけでほっとしますね~。おしゃべりするだけで元気出てきますね。

 

そしてここで、瑪瑙山カットのコース変更を聞きます。前日はあんなに110km走らせてほしいと思っていたのに。思わず出たのは「嬉しいかも~」という言葉でした爆  笑

 

ゴールできるか不安だったけど、瑪瑙山カットなら完走できる気がしてきた!小さくガッツポーズ笑

 

ペーサーさんに「次待ってて!」と手を振って、4Aを後にしました。

 

4Aを出ると林道の登り(約7km)です。林道は私の頑張りどころなのに。おんたけでも似たような道走ってるのに。ここまでの滑るトレイルで思った以上に足を使ったようで、足がかなり重くなっていました。思うように走れず、歩く時間が増えていきます。。。

 

悔しいけど、焦ってもいいことはないので呼吸が整ったら走る→息が上がったら歩くを繰り返して進みました。走ればあっという間の7kmなのに、歩きが入ると長い長い。

 

林道に飽きてきた頃ようやく終わり、トレイルへ。岩場の多いトレイルでした汗

 

60km地点(そういえば、書いてませんでしたが10kmごとに距離表示ありました)にスタッフさんがいらして、「ゼッケン見せてください」と。60km地点を通過した選手のナンバーを5Aに伝えてくれていました。

 

5Aは63.1kmだから、あと3km。あと少しでペーサーさんと合流できる。合流できたら絶対に完走できる。

 

早く5Aに辿り着きたいのですが、岩場なうえに若干滑る下り。下り下手な私は「お先にどうぞ」を連発し、ここにも時間かかります。下り終えてほっとすると吊り橋。1人ずつ渡ります。

 

渡り終えると今度はスイッチバックの激登り。キツイ~~~汗もうすぐのはずなのに全然5Aに近づけない。激登りを終え、走れるトレイル(ところどころ歩いたけど)を経て、ようやく5Aへ(到着はスタートから9時間半くらい)。

 

ペーサーさんが私のドロップバッグを持って、すでにスタンバイしてくれてました。色々気遣って聞いてくれますが、疲れて頭がまわりません。まずはエイドで腹ごしらえ。

 

(相変わらずゲイターの色がひどい…)

 

エイドでいただいたシャリ玉&お味噌汁の美味しかったこと!びしょ濡れで若干寒さを感じ始めていたので、温かい飲み物が沁みわたりました。

 

そんな様子を見て、ペーサーさんから着替えるよう言われます。そうした方がいいことはわかっていても面倒で。それでも着替えた方がいいと言われ、更衣室へ。

 

 (何か頬張りながら歩いております笑

 

頭働かないし、びしょ濡れで動作がトロイところ、他のお友達のペーサーをするお友達が着替えを手伝ってくれました!ものすご~く助かりました!感謝感謝。

 

着替えたら…寒くない!あったかい!面倒でも着替えてよかったー!!

 

この後サポート仲間に預けていたコーンスープ飲んで、トイレ行って(ちょっと並んだ)とこのエイド滞在時間30分(笑)。

 

30分は長くて反省点だけど、この時は必要な時間でした。さ、そろそろ出発しますか。

 

 

…ペーサーさんとの走りは、明日につづきます。本当、長くてすみませんてへぺろ