今の北朝鮮への六カ国の対応を見ていると、

かつてのナチへの宥和政策を思い出します。

第二次世界大戦の前夜、ナチスドイツは、再軍備と徴兵制で、

第一次世界大戦後の体制を決めたヴェルサイユ条約を破棄し、

その後、チェコスロバキアのズデーデン地方の割譲を要求しました。

英仏独伊の首脳会談が、ミュンヘンで行われ、

英国のチェンバレン首相が、戦争回避のために、

ドイツの言う事を聞いてしまいました。



結局、ドイツは、いっそう戦力を拡大し、

第二次世界大戦へ突入してしまいます。

今日では、要求を呑まず、戦争も覚悟していたなら、

ドイツの戦争の準備不足のため、また、クーデター計画もあったそうで、

違った結果になったかもしれないことが分かっています。



おそらく、北朝鮮はアメリカとの交渉で、

有利に進めたいためだけに、ミサイルを飛ばし、

核実験をしているだけなので、

相手にいいようにさせていてはいけないのではないでしょうか?



ミサイルといっても、まだまだ使えるものではないと思います。

これ以上、思い上がらせないために、

徹底した制裁が必要ではないでしょうか。

日米安保理決議案、北の船舶検査徹底…制裁強化に重点

中国外務省「安保理は慎重に結論を」






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