いらっしゃいませ!
代表のE-Extraです!ようこそ、ENJOY&EVERYへ!
ついに、待ち望んだ初投稿のお時間になりました!
読者の皆さまの中には初投稿を楽しみにされていた方もいらっしゃるかと思います。
クルマとトイレを軸に運営している、ENJOY&EVERYですが、どちらが初投稿記事になるかというのを楽しみにされていた方もいらっしゃるかもしれません。
それで今回、選ばられたのはトイレです!
クルマを期待されていた方やその他のカテゴリーから来られた方の中にはえっ?トイレのことが初投稿なの?なんか感じ悪ぃなぁ・・・。
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

なので、今回は小学生や中学生のころ、掃除当番でトイレ掃除が回ってきたときにお世話になっていた(いる)であろう、あるものを紹介します。
スーパーや公共施設とかのトイレではブースの中に隠されているか、鍵を掛けられて見られないというパターンが多いと思いますが、学校のトイレでは露出して設置されていることの多いと思いますので、見たことが無い人は少ないと思います。
私が当時、通っていた小学校、中学校は何れも露出して設置されていました!掃除をした雑巾を掛けたり、バケツやモップの汚水を捨てるのに使いました。
中学生のときは何気にトイレ掃除に凝っていて、15分の掃除時間で如何に綺麗に出来るかを考えながらやっていました。
高校でも3年生のときに新校舎が完成したのですが、トイレ掃除やりたい!とトイレ掃除に立候補したのを覚えています(笑)
普通だと、掃除当番でもトイレ掃除って一番嫌なことだと思いますが、人類にトイレを使わない人っていませんよね?
そんな空間が清潔だと気持ちいいと思いませんか?
因みにトイレ掃除とか、何かをピカピカにしようとするようなことをすると、なんかポッとスイッチが入ってしまい、細かいところまでやってしまう癖があります(^_^;)
仕事柄で洗車が何時かは回ってくると思いますが、時間を掛けずに如何に丁寧にというのが生きたら良いなぁと思っています。
では・・・本題へGO!
〇TOTO SK22A
まずは全景です!
今回、協力していただく“SK22”ですが、お色はパステルピンク(#SR2)になります♪
こういう流しって大体、ホワイト系かアイボリー系が多いですから、ピンク系は珍しいと思います!
因みに私はブルー系、グリーン系、ベージュ系なども見ていますが、やっぱりホワイト系かアイボリー系が王道な気がします。
バブル期はワインレッドやダークブルーのような濃色もあったようですが、いつかは見てみたいものです!
なんてたって、濃色の陶器はメジャーな機器がマイナーになる魔法ですからねw
そして、謎だと思うのがこのグレーの板!
私が通っていた中学校ではこの板が何故か、欠損していましたが、実はバケツやモップの水を貯めとくヤツを捨てる時に陶器のボディへの傷防止と滑りにくくするのが目的みたいです・・・。
意外と外さないでいることもあるためか、開いてみるとそこだけ陶器の状態が若いってこともありそうかもw
ホワイトだとなんか浮いててイマイチですが、パステルピンクとこのミディアムグレーは意外とマッチしている気がしますね(笑)
これが排水口です!たまにここにゴム栓などをして、洗うようにしているところもありますが、大抵はこのスタイルだと思います!
今回、協力していただいたSK22Aは汚れも錆も傷もなく、綺麗な状態なのですが、意外と手荒に扱われていることが多いため、錆や汚れが多い・目立つなぁという印象です。
学校のトイレだとまちまちかもしれませんが、私が通っていた中学校では掃除をサボって遊び惚けた人がいたのか、それとも掃除されていなかったのかは分かりませんが、藻が生えていました・・・。
これが蛇口です!
ぱっと見、よく学校の廊下にあるような感じの蛇口に似ていますが、実はこういう流し向け(≒専用品)なのですよね~。
ちょっとぶっとい感じが何とも言えませんし、これだけ見ると壁に蛇口のある手洗器にも見えますよね♪
水は結構、勢いよく出てくるので扱いには要注意ですが、バケツに水を貯めるときにはすぐ溜まってくれたり、手を洗うにも意外とあたりが強くていい感じだったりします(笑)
ただし、勢いが良いので出しっぱなしは要注意ですよ!イマドキのムース状の水流と違って、同じぐらいの時間流すとこっちの方が先にバケツの水が満タンになりますからね!
薄暗くて分かりにくいけど、ここから床へ下水道として排水します。
手洗いも便器もそうですが、基本的には床に固定して、床に固定具やゴムを噛ませて、下水道へ接続しているんですよー。
これがもしなければ、上で流した水が駄々漏れですよw
もし、雑巾を絞ったあとの汚水をここに捨てて、ぶちまけるということになります・・・。
想像しただけで面倒ですし、それこそ・・・2度手間ですよね・・・(´・ω・`)
最後になりましたが、“SK22A”のプロフはこんな感じです♪
・発売時期 1969年3月~
・廃盤時期 現行品
・質 量 28kg(本体のみ、包装込:29kg)
・実容量 41L(あふれ線まで)※ゴムフロート設置時に限る
かれこれ、50年前から造られているんですね!
因みにTOTOのライバルである、INAXはS-202という品番で販売されており、SK22Aは2019年現在も抗菌・コーティングがなされていませんが、こちらはあのアクアセラミックも選ぶことができます♪
また、SK22Aには蛇口の口が2つ付いた、SK22ATFという兄弟も居ますが、手持ちがありません・・・。
手持ちを持っている方がいらっしゃったら、ください・・・m(_ _)m
【追記】※2019年3月27日14時40分
読者のTOYOさんからSK22ATFの画像を頂きました!
TOYOさん、ありがとうございます!
※こちらは私の手持ちではないため、無断転載は厳禁です。
通常ならば、紹介する機器は製品情報という性質上、1種類ですが、今回は特別に2本立てですよ!
〇TOTO SK25
このまるしかくい、流しですが、こういうカタチの流しって見たことありますか?
壁にくっついているような感じのなら手洗器ですから、見たことがある!って方も少なくありませんが、こんな感じの流しは・・・見たことないですよね?
まず、全景ですが、バスタブにSK22Aの足がついたような雰囲気ですよね!
こうしてみると・・・バスタブに足がくっついた雰囲気ですよね~。
だったら、何故、SK22Aと絡めるんだよwって思いますよね(笑)
けど、台座が同じような形状だからSK22Aの仲間だね!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、SK22Aの仲間だね!と思われた方、大正解です!
実は先ほど、紹介したSK22Aと同じく、これもれっきとした掃除用の流しなのです!
排水口は一見するとSK22Aによ~く似ていますが、よく見たら穴と周りのリングがフラットではありませんか?
SK22Aはゴムフロートができるのですが、こちらは本当に流すだけに徹したもののようです!
このSK25のボディはホワイト(#NW1)です。
ホワイトはTOTOが創業した1917年から今日まで不動のカラーです。
ただ、1990年代~2010年頃まではペールホワイト(#N11)というホワイトより温かみがあって、アイボリーほど黄色っぽくないという絶妙な色合いのホワイトカラーがあり、そちらが主力になっていました。(ネオレストなど一時期はホワイトが設定されない機器もあったほど)
また、ホワイトは2010年8月に#NW1という色番号が与えられました。
しかし、2011年に突如、ホワイトと統合する!って話になって、2012年に彗星の如く消えてしまいました・・・。
と・・・カラーについてちょっと熱弁してしまいましたが、話を戻します。
SK25は1970年代ごろに通常生産が終わり、2002年までは特注で細々と生産した機種ですから、現在は製造されていないモデルなのですが、使用頻度が少ないのか照明が輝いていますね。
上から・・・アラウンドビュー(笑)
なんちゃってねw
前上から見た感じです!
少しぼてっとしたボディがなんとも言えませんし、親しみを感じるフォルムですよね!
オシャレな流しにあるような雰囲気ですし、この周りに可愛らしいモザイクタイルを敷き詰めて、キャビネットを用意して、カウンター状にしたら、オシャレなこと間違いないでしょうね!
もちろん、下の足を見えなくすれば、もはやこれが掃除用流しってことを忘れる仕上がりになるでしょう(笑)
この写真でレトロだね!と感じた方・・・あなたはトイレマニアですね!
実はJIS表示が焼印されているのです。
つまり、陶器に文字として刻んでいるのです!!
相当なことがないと消えないものですが、古さを感じる物件によくあるロゴなので怖い人もいるかもしれません・・・。
現代ではシールになっていますが、1980年代中盤ごろまではこのように焼印でした!
最後になりましたが、“SK25”のプロフはこんな感じです♪
・発売時期 19XX年~1970年代
・廃盤時期 2002年(図面のSK25TQとして、特注品でSK25の補修品)
・質 量 不明
実はこのSK25、検索しても全くヒットしない機器でTOTOに問い合わせてからようやく、判明した品番なのです。
この図形もTOTOに問い合わせた際に頂いたものです!
いきなり、検索に全く引っかからない機器を紹介しちゃいましたが、ENJOY&EVERYではトイレブログでも機器に深堀するという新たなジャンルのトイレブログですから、それにふさわしい気もします♪
また、SK25につきましては動画を用意しました!
ある程度、雰囲気が伝わると嬉しいです♪
今回はトイレカテゴリーでありながら、掃除用の流しについての記事でしたが、いかがでしたか?
何気な~く見ているようで実はこんな感じだったんだなぁ・・・って感じて頂けたでしょうか?
最後になりましたが、こんな流し、見たことあるー!って方も、わぁ~これ!懐かしい!って方も、見たことねーよ!( ゚Д゚)って方もいいね、コメントしてもしなくてもOKです!
ご閲覧ありがとうございました。
それでは・・・また、お会いしましょう♪
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