今回講師を担当されたのは東京北社会保険病院の南郷栄秀先生と聖マリアンナ医科大学の安田隆先生でした

テーマは「治療に関する臨床研究の批判的吟味;作成者と利用者の視点から」ということで、安田先生が事務局を務められた臨床研究に対して、参加者全員で批判的吟味をしようというとても面白い企画でした

まず始めに安田先生が今回の研究について患者背景やエンドポイントなどの設定や結果など一通り発表してくださいました

そしてその後で南郷先生の主導のもと、参加者は小グループに分かれて今回の研究に対する批判的吟味を行いました

批判的吟味に慣れていない自分は討論に全く付いていけず、グループ内の先生がして下さった解説に耳を傾けるのがやっとでした

また、その後の各グループによるfeedbackでは参加者からの鋭い批判に南郷先生や後ろに座っておられた名郷先生らが加勢するなど大変白熱した議論が繰り広げられました

しかし、安田先生ご自身もそれらの批判を承知で今回の研究を題材に取り上げられたようで、批判に対して事務局の苦労話などを交えてお答えされている姿がどこか嬉しそうでした

研究の作成者と利用者の双方の視点からの意見を同時に聴ける機会は中々無いので大変勉強になりました

安田先生、南郷先生、本日も楽しいWSを提供していただきありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 横浜市民病院
[参加メンバー] 上杉、児玉
こだま